masaji66生涯アスリート

アクセスカウンタ

zoom RSS 第486話   私の身体は・・・。

<<   作成日時 : 2016/03/24 13:41   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

「3時半なのでそろそろ始めますか?」と手術台の私に麻酔科の医師が告げる。 「 20、30・・80、90」と看護師の声・・・。  点滴針から流れ込む麻酔の量を言っているのだろうか? 「110、120、130・・・」   そこで不覚にも無意識のうちに気を失ってしまった・・・。  今日3月10日は12月に決断して以来、待ちに待った手術日だったのだ。   「大丈夫ですよ。成功です」   私の顔の上からメガネを掛けた担当医の井上医師がのぞき込む。  傍に妻の顔が見える。 「太い腱が2本あってしっかり縫い付けましたよ」だ。 午後7時を回った時計が見える。   自覚的?には大学の2年の時に雪道をバイクで走った時の転倒の影響で腱板が切れたのではないかと思っていたのだが・・・。  2本太い腱が無事だったとは。   麻酔と筋弛緩剤の過剰投与が不安だったが、ハッキリと目が覚めたので良かった・・・。  自分の体を確認したのだが、酸素マスク、左腕と左足に点滴、左指に酸素の測定器、心電図、尿道に管が挿入されていて器具が一杯だ。  右肩はアメラグの防具の様なもの(厚めのバンテージを重ねて)で固められている。  右手の上腕二頭筋を厚いバンテージで絞めている。  右手は固いスポンジの枕を抱えて胸の前で曲がっている。   その為か右腕が異常に痛いのだ。   激痛と言った方が良いか・・・。   例えを巧く表現出来ないのだが、高鉄棒に腕を直角に曲げたままでぶら下がり、筋疲労の極限で手を離す直前の感覚か?・・・。   ともかくこんな痛さとシビレは今までかつて経験したことが・・・  有るのだ。  40歳の時、腰椎椎間板ヘルニアのCT検査の時に、うつぶせ状態で30分動かず我慢した時以来だ。   その時は脂汗が出て「痛い・痛い!!」とCTの器械の中で叫び続けて痛みを紛らわしていた。   あの時は30分程だったので我慢が出来たが、今回は一晩中だ。    手術した肩の周りでは無く、上腕二頭筋がちぎれそうに痛い。  8時頃に看護師に痛み止め注射を打ってもらい、 効かないので座薬も使った。   いや、効いていても耐えられない痛さだ。   曲げている肘を伸ばせば二頭筋周りの痛さが緩和されるのはわかっている。   看護師に言うと「 ダメです。絶対に肩を動かしたら 」だ。 「肩じゃ無くて二頭筋なんだけど」 「 ダメです!!」  以前のMRI検査で外側の上腕二頭筋が細くなっていて切れる寸前だったので今回あえて切断したらしい。  その為に切った腱がゴムひものよじれた様になって二頭筋に寄って来たので切り取ったのだ。  そこをバンテージで強く蒔いて圧迫していた。  さらに右ひじを曲げて胸の前で固定している。  血流が殆ど止まっている様な状態なので痛いのだ。   例えれば、ふくらはぎの肉離れが有り、そこをバンテージで強く抑えて一晩中正座している様な状態か・・・。 肘さえ伸ばせれば痛みも和らぐのだが・・・。 3時頃にもう一度注射し座薬も使ったが痛みが治まる事は無かった・・・。 妻は疲れて?横の簡易ベッドで寝息だ・・・。  時計を見ながら、30分は経過したかな?と思って見返すとまだ5分経っただけだ。  もう1時間ぐらいは経ったかな?と見るとまだ10分・・・。  ほかの事でも考えて気を紛らわしたいが “痛い・痛い 早く朝が来ないかな”とその事しか考える事が出来ない。 痛すぎて眠る事など無理だ。  夜7時に意識が戻ってから翌朝の9時に井上医師が診察に来るまで、痛みの為に一睡もできなかったのだ。    そんな夜を14時間も過ごしたのだ。  よく耐えた自分を褒めたい・・・。 
 9時の健診で 「先生、上腕二頭筋がちぎれそうに痛いんです。 右の肘を伸ばしたら少しは楽になるんですが 」と必死で訴える。  すると「 良いですよ。肘から下は動かしても。 肩は固めているので動かないと思います 」だ・・。 
もっと早く言ってくれればよかったのに・・・。  右腕を固定しているバンドを緩めて肘の曲げ伸ばしを繰り返し、やっと痛みが和らいだのだ。  2日後の夕方、井上医師の診察で右腕のバンテージと肩の包帯を取り、ガーゼ交換をしてシャツは着替えさせて下さった。 手術後の肩周りをスマホで2枚撮った。 「 肩の5か所に穴を開けて内視鏡で腱板を繋ぎ、ビスを8本打ちこんで固定しています。 太い腱板が2本あったのでしっかり繋ぎました。切れる寸前の外側の上腕二頭筋は切って取り除きました 」    「 名越先生は名医なので、内視鏡での手術で傷が大きくならないようにしています 」  右肩の上腕二頭筋を切断したからか?バンテージを強く蒔いていた二頭筋周りが結構痛い。 その周辺が内出血で黄色になっているのだ。  血液で無く関節液?かリンパ液か何かだろうか? 黄色い色の浸透液が肩、胸、上腕二頭筋周りに広がっている。   二頭筋の痛みが少し和らいだら、腱板周辺の手術の痛みを感じて来たが、それ程気にならない。  過去に割と多くの腱板手術者から聞いたが、手術は痛いし、後のリハビリが大変だったと言っていたが・・・。   
 10日が手術で週明けの月曜日からリハビリだった。   「 先生、T東高OBのT口です 」と担当者。  バスケット部員で授業を担当した記憶がある。  「 えっ、T東高の先生ですか? 娘が通っていました 」 とリハビリ担当の年配の女性の指導員。  この病院の看護師には他にT東の卒業生が3人居る。  また患者も知り合いが2人居た。  リハビリ初日は右手を両手で持ってくれて、ゆっくりと可動範囲を探りながら持ちあげる。   じわっと何か厚いものが寄って来る箇所がある。   その近くに来ると瞬間に筋肉が硬直しブレーキがかかる。 横や斜めも同様にブレーキだ。   腕には力を入れないでT口君に任せているのだが、防衛反応が瞬時に腕を動かなくする。   「 力を抜いて居てください。 」 と言われても無理だ。 しんどさや痛みの耐性は相当強いのだが、ここは無理をする所では無い。  日に日に可動範囲が広がり、「 まだ一週間なのに結構動くようになっています 」 だ。  4〜6週間は入院でのリハビリが必要らしい。   自宅に帰るとサポート役がいないし、無理をしやすくて、くっつけた部分が離れてしまう人も居る様だ。   やはり退院は4月末か・・・。   結構長い・・・。  食事は結構美味しいし、看護師も親切でリハビリ以外は自由時間で、病院の生活は退屈だ。  自宅で生活している時は暇な時間はほとんど無く、ゴルフ、筋トレ、畑仕事、  家事、孫守り、市体協の仕事等常に動き回っていたから。  病院ではトイレ付きの個室で暇つぶしにテレビを観る事が多い。  25時間観える1,000円のカードを2、3日で使い切る。 「 散歩しても良いですよ 」 と言われているので病院周りを歩いてみるが最近は天気が良くても風があり、空気が冷たいのだ。  半袖の前空シャツ1枚に枕に右手を乗せ、上からジャンパーを羽織るだけなので寒い。   400m程離れたスーパーまで買い物に行くと、歩く振動で右腕周辺がジワーっと重くて痛くなり、病院の玄関までやっとたどり着く状態だ・・・。  復帰までは時間と日にちが必要だ・・・。6〜8週間の入院後3〜6ヶ月のリハビリが一般的らしいが・・・。 生涯アスリートを宣言した私は、体力を落とさないように病室で5種類の筋トレを10回×6セットやっているのだが成果は・・・。   腕を乗せている枕が取れたら退院し、すぐに左手1本でゴルフデビューする予定だ。   5月の連休あたりにはラウンドするぞ・・・。   私ならできるはずだ。 左手が動けば・・・。  「 腱板は絶対に無理してはいけませんよ。 また同じ個所が切れますから 」 と担当医から脅かされているのだけれど・・・。     24日一時帰宅にて自宅より。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
第486話   私の身体は・・・。 masaji66生涯アスリート/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる